人権・くらし・福祉を守る東京へ

一人一人がその生き方を守られ、大切にされること、それが共生社会の大原則です。障害がある人も性的マイノリティの人も、みんな一緒に生きていこう。できそうで難しい面もありますが、分かり合う努力こそが必要だと思います。排除の考えは克服しなければなりません。

若い人が使い捨てにされるような社会はもろく、経済衰退の道です。ワーキングプアをなくし、正規雇用で誇りを持って働ける社会をめざします。医療や福祉のケア労働の専門性を正しく評価するシステムが必要です。

広がる格差と貧困を止めるためには、新自由主義の政策を転換し、まずひとの暮らしを支えることから、いのち福祉第一の優しい社会をめざします。国民健康保険料や医療費などの重い負担を軽減します。

どの子も伸び伸びと育つことのできる教育・保育環境の整備

「義務教育はこれを無償とする」と憲法に書かれています。しかし実際は、給食費、体操着や教材費、修学旅行費、高い制服代と、負担を強いられています。そして大学、専門学校への高学費は、子どもの未来を奪うことにもつながっており、教育の機会均等に責任をもたない国になっています。ヨーロッパでは高等教育無償の流れ、日本も見習って、一気に変えていきたいと考えます。給付型の奨学金創設も必須です。

特別支援教育環境が非常に遅れています。支援学校には適正規模がなく、学級数も決まっていないため、詰め込み状態で、教室を転用したり、間仕切りしての授業、早急な解決が求められます。必要な学校、学級の創設と充分な教員配置を急いでとりくまなければなりません。

保育園・幼稚園の保育士を増やし、質の高い保育を実現します。乳児・幼児にとって、安全で楽しい公園を地域につくっていきます。

樹木の伐採ストップ!気候危機打開!自然豊かな東京を次世代に手渡す

葛西臨海水族園の建て替え事業で、1400本の樹木の多くが伐採の危機にあります。「極力移植する」との事業者と都の回答ですが、移植で枯れてしまう例も多く聞かれます。これから設計に入るため、木を伐採しない新施設計画を作ることは今からでも可能です。文化的価値の高いガラスドーム、利用者の憩いスポット・淡水生物館を利活用した計画を求めます。

野菜や花き栽培などの地場産業をまもり、農地を大切にします。温暖化を止めるため、省エネ・再エネの可能性を増やすとりくみ支援をすすめます。

災害対策すすめ、大震災・大型台風への万全の備えをはかる

激甚化する台風、頻発化する地震に対し、都民のいのちが守れる万全の対策が急務です。特にゼロメートル地帯が全体の7割を占める江戸川区の浸水対策、内水氾濫対策が必要です。

堤防強化、調節池、調整池をふやすこと、垂直または広域避難所の整備など、とりくみを迅速にすすめます。福祉避難所を確保し、要支援者の避難計画を実効あるものにします。

完成時期のめどのない高規格堤防は見直し、壊れない堤防の計画につくりなおします。

災害に対する地域のネットワークを強め、消防団とも協力した災害対策をすすめます。

平和な東京をつくり、平和のままで子どもたちに手渡す

東京東部は、1945年3月10日、東京大空襲によって、一瞬で火の海に。10万人の一般市民が犠牲になりました。こんな悲惨なことを、決して繰り返してはならないと、先輩たちが、記録を残し、平和のために声をあげてきました。しかしいま、岸田政権は戦争放棄を宣言した日本国憲法を変えて、戦争のための軍備増強に多額の税金を使おうとしています。

私たちは、戦争をするために生まれてきたのではありません。豊かな人生を謳歌したい、そのためには、戦争の火種をなくす取り組みを、いま強めなければ、取り返しのつかないことになると思います。

この江戸川区にも広島・長崎での被曝体験を持っている方が、原爆を二度と使ってはならないと「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけ、区内3万人以上の方が署名に賛同しました。平和の運動をパワーアップさせることは、確かな未来を築くことにつながります。地球上から核兵器をなくすまでたたかいを続けます。

日本共産党は、戦前の暗黒時代に「侵略戦争反対」「平和・自由・民主主義」「女性の参政権」を高く掲げ、創立した政党です。他の政党は、戦争に協力して、解党していきました。日本共産党は、働く者が主人公になれる社会、誰もが自由で個人として尊重される社会を実現するために、議会での論戦で市民によりそう政治実現へとりくみ続けています。

社会を良くするために、あなたのご意見をどうぞお聞かせください。そして多くの方と力を合わせて歩みをすすめていく決意です。

4名の共産党江戸川区議団と力あわせ、地元の願い実現へ!

2023年4月の区議会議員選挙で、区政に送っていただいた4名の共産党区議団と共に、学校給食費無償化をはじめ、地域からの声を政治に反映させていきます。